【参加レポート】｢多様性のある職場作りを目指してin 京都～障害のある学生の受入・採用を通して～｣

12月7日(木)
｢多様性のある職場作りを目指してin 京都～障害のある学生の受入・採用を通して～｣に参加してきました

株式会社エンカレッジさん主催、場所は株式会社ウエダ本社さんで開催されたOne day cafe. kyoto のスタッフ3人が参加してきました。

最初のお話は、株式会社I.S.コンサルティングの今井真路社長です。TV にも取材された、実際に発達障害の方が会社で働かれている様子を映像で見せて頂き、その後詳しいお話をお聞きしました。

皆さん特性は様々ですが、仕事がしやすい環境(個別面談を行う、苦手な業務は段階を踏んで取り組むなど)を整えられています。それにより仕事をするにあたってネックとなっている部分が解消されていそうです。生き生きと働き会社で活躍されている姿が印象的でした。

2人目のお話は、京都教育大学の小谷裕実教授です。小谷教授は教育の観点から、発達障害の方の学校や社会に適応する難しさを解決するべく色々な取り組みをされています。

大学でのキャリア教育が発達障害の学生にあまり向かないことや卒業率・就職率が他の障害の学生に比べ低いこと、それに対する支援体制がまだ不十分でこれからであることなどをお話されていました。

その後は質疑応答や参加者同士の交流なども行われ、主催者の方やお話をして下さったお2人をはじめとする発達障害について熱い思いを持った方々のお話をたくさんお聞きすることが出来ました。

このような場に参加することが出来てとても嬉しく思います。今後障害のある方だけでなくたくさんの方が働きやすい社会になることを願います。皆さんどうもありがとうございました。