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2019年7月3日水曜日

【仲間になってください!】当事者、支援者、研究者... 立場を手放したフラットな対話の場を、日本発達障害学会へ



仲間になってくださる方は、こちらのリンクへ


2019年8月24・25日、北海道北星学園大学で開催される日本発達障害学会で、私たち凸凹フューチャーセンターがラウンドテーブルのひとつを任せていただけることになりました。

学会というアカデミックの世界で、当事者と研究者、支援者、様々な関係者が、フラットに対話する場が実現します。

ここから何が生まれてくるのか。。。発達障害界隈で、何かが変わるきっかけを、私たちがつくれるかもしれません。

しかし、私たちにはお金がありません。北海道・東京・関西から駆けつけてくださるゲストの皆さんと、私たち凸凹フューチャーセンターのメンバーの交通費と滞在費が足りません。どうか、私たちが学会で対話の場をつくることを、応援してくださいませんか?

どんなことをするのか、どんな思いがあるのか、気にかけてくださる方は、下記サイトをご覧の上、応援いただけたら嬉しいです。私たちができる、精一杯のお返しも、頭をひねって考えました。どうか、ご協力お願いします。

仲間になってくださる方は、こちらのリンクへ

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日本発達障害学会 第54回年次大会(http://jasdd54.jp/
凸凹フューチャーセンター ラウンドテーブル詳細


③「フラットな対話の場から生まれる新たな可能性を体感する
~当事者・家族・支援者・研究者等が肩書きを手放し価値観を共有する対話の場~」

企画:  鈴木さよ(同志社大学)
     奥野美里(凸凹フューチャーセンター共同代表)
話題提供:福島誠(北海道の発達障害当事者ミーティングこんとん代表)
     仁科隼人(はやぶさコンサルティング代表)
     yu-ka(シンガーソングライター)
     恩庄香織(京都市立伏見工業高校)
司会:  鈴木さよ(同志社大学)

日時:8月25日㈰ 15:10~17:10
会場:北星学園大学(http://jasdd54.jp/access.html) 
※このラウンドテーブルは無料で参加できます。

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2018年3月13日火曜日

【開催レポート】話の見える化を活用したサポート講座

    皆さん、こんにちは。今回は参加者の方からご好評を頂いている、3月4日に開催された「話の見える化を活用したサポート講座」の報告レポートをいたします。今回も20名の参加者がご参加くださり、楽しく、そして参加者同士が学び合う場となりました。


 「話の見える化」を用いると、対話をリアルタイムで描き出すことができ、場の活性化や対話を促し心の深いレベルで話せます。

    最近話題になっている、発達障害。家庭で学校で会社で…。現代社会のなかで生きづらいと感じておられる方が多く、それを「話の見える化」によってサポートできないか、と思ったのが開講のきっかけです。

    講師は各地でグラフィッカーとして活躍しておられ、One day cafe.kyotoの共同代表でもあるでむさんです。


    今回の講座では自己紹介や説明などの後、紙に書いて話す練習としてA4サイズの紙に最近あった嬉しいことを描いてもらいました。皆さん好きな色のペンやイラストを用いて、何があったか聞きたくなるような魅力的な書き方をされていました。その後のグループ内発表もとても盛り上がり、のびのび描くとのびのび話せることが実感できました。


    そして壁に模造紙を貼って「話す・聞く・書く」の3役に分かれて実践をしました。テーマは自由です。聞きながら大きな紙に垂直に同時進行で描くという、一見難しそうなワークです。しかし、書く人の様子を見ながら話したりお互いにアドバイスしたりと、グループで協力して取り組まれていました。また他の方が描かれたのを見ることによって、色々な表現方法があることも分かりました。


    時間が経つにつれ、参加者の皆さんが「話の見える化」に対する関心が高まり、また場の空気も高まっていくのを心より感じました。今回は大人の方に交じって、小学5年生の女の子にも親子で参加して頂きました。描くこと・話すことを楽しんでもらえたようで、会場には和やかな時間が流れていました。ファシリテーショングラフィックに特別な技術は必要なく、「やってみよう」という気持ちが大切だと思います。


    また参加者の方からは、「想いを伝える方法はたくさんあることが分かった」「描いてもらうことにより受け止めてもらえたと感じることができた」「自分のことを振り返る貴重な時間になった」というお声を頂きました。他にも「講座を通して他の参加者の方と仲良くなれて嬉しい」「絵や文字で表現することによって、新しい発見があった」「早速サポートに活用しようと思う」といったご感想を頂きました。


 「話の見える化」としてご紹介した グラフィックファシリテーションは、発達障害に万能薬という訳ではありません。しかし発達の方だけでなく今の時代に必要とされる、物事を整理してポジティブに捉える・相手の感情を大切にするといったことができるようになる、1つの有効な手段です。みなさんそれぞれの目的に合わせてご活用頂ければと思います。ご参加頂き、誠にありがとうございました。


    今悩みを抱えている、聞いたことがあり興味がある、新しいことにチャレンジしたい…。少しでも心惹かれた方は是非ご参加下さい。皆さんのお越しをお待ちしています。

凸凹フューチャーセンター
勉強会や講座のご案内

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2018年2月17日土曜日

【開催レポート】第15回発達凸凹の?について語るcafe

2018年2回目の「発達凸凹の『?』について語るcafe」。今回はいつもと趣向を変えて「話す・聞く・書く」というテーマで開催されました。

なんと!今回は、発達障害専門雑誌「きらり。」の方が取材に来て下さいました。
取材のカメラのシャッター音が鳴る中で、敢えて(?)カメラを見ようとせずにファシリテーションを務めていたトシヤさんが印象的でした(笑)


ストーリーテリング


前半はストーリーテリング(ストーリーを語る・聞くという行為を通して、新しいものの見方を発見する対話の手法)という手法を使った、ヒーローインタビューです。

ここでの「ヒーロー」は話す人です。①話す人②聞き人③書く人の3役に分かれて、インタビュー開始です。



テーマは2つ。1つ目は「自分の好きなこと」、2つ目は「自分の出身地の紹介」
まずはテーマ①で、ご自身のことを話して頂いて、それからテーマ②でどんな所で過ごされてきたのか話してもらうという、広がりのある構成にしてみました。

それぞれのグループを見てみると、自分の役に集中して話しているグループ。3人が向き合って取り組んでいるグループ。書く人を挟んで、話す・聞くをしているグループ…。



「話すのが苦手」「聞くのが苦手」「書くのが苦手」色々な方がおられましたが、「相手のことを考えて話す」「受け止める」ということがじっくりできた、とても良いワークだったと思います。

それと同時に、戸惑いや緊張がありながらもお互いのことが知れる、暖かな雰囲気の流れる貴重な空間となりました♪



テーマトーク


後半はいつもと同じくテーマトークです。今回のテーマは4つ。

テーマ①:障害者としての恋愛について

避けては通るのは難しいかもしれない、カミングアウトの問題。


気になる相手にどう伝えるのか、タイミングもあります。
1.初めから診断名を言う  2.オブラートに包んで伝える  3.後で言う(その場合、隠していたと思われる)

色々な選択肢がありますが、個性(凸凹)は誰でもあるのではないでしょうか。当事者は「障害」と重く受け取らない、相手は理解する、ということが大事なのではないかと思います。



テーマ②:親や兄弟などが亡くなったり、あるいは介護が必要な場合(特に当事者)どうするべき


1番重要なのは、家族の状況を把握することでしょうか。

そしてお葬式など費用面を考慮した終活についても。家族で金銭面など管理する頼れる人も必要で、亡くなった時に誰もいない場合、弁護士など第三者も必要です。また1人で抱え込まず、話せる人を作ることも大切ではないでしょうか。



テーマ③:会社勤めか作業所か在宅か…


このテーマはやはり関心のある方が多いのでしょうか。最も人数の集まったテーマでした。

いきなり理解してもらうのは難しいけれど、明確に伝えたら配慮してくれる、理解のある所なら働けるという意見がありました。

また逆に、普通に見られたいけれど休んでしまう、複数の人とのコミュニケーションが難しいなどもあるようです。

障害をオープンにして働いていると賃金が安く、生活のためWワークという方法もありますが、それも上手くいくかといった不安があります。



テーマ④:時間配分の工夫


一般的に時間配分が苦手と言われる発達凸凹さん。そこには、先送りしてしまう、見通しが立てにくいなどの理由があるようです。

できるようになりたい、そのためには本人の気付きや他の人からのアドバイスを受けるのも良いかもしれません。

また、口頭指示でなく文章や図など理解しやすくなるように視覚化すると、仕事に取り組みやすくなり締切に間に合わせることができるという意見が出ていました。慣れてくるとできるようになる、遅刻も減ってきたりするようです。


壁に貼った模造紙を中心に対話が展開された今回のテーマトーク


これまでは机の上に模造紙を置き、参加者1人ひとりがペンを持って書きながら対話していました。

今回は、模造紙を壁に予め貼る方法にしてみましたが、書く人が自然に固定される(というスタッフとしては思わぬ)ことによって、書いた内容が見やすくなったり話に集中できるといった効果が得られたと思います。

テーマトークでも、前半の「話す・聞く・書く」ワークと同じで、書く人と話す人が完全に分かれているグループ、書く人を見ながら話しているグループ。書く人が途中で止めて話に入ったグループ、書く人も話して場を活性化させていたグループ。違いが見られて面白かったです。

参加者の方々から寄せられた感想


最後に1日の感想を2人1組になって話してもらいました。色々な思いが湧き出てきたようで、まだまだ話し足りないといった印象を受けました。

今回もOne day cafe.kyotoにご参加下さり、本当にありがとうございました。何回も参加者して下さっている方からは「いつもと違ったけれど、今回のようなスタイルも良い」と言って頂けました♪

また初めての方からも「普段なかなかこういうことをしないので来て良かった」「たくさん聞いたり話したりできて良かった」といった大変嬉しいご感想を頂きました♪


One day cafe.kyotoは、これからも新しい取り組みにチャレンジしていきます。

3月は学会報告とあやかさんの修士論文発表を予定


3月は情報コミュニケーション学会の報告と、いつも参加して下さるあやかさんの修士論文発表になります。テーマトークも行います。

盛りだくさんな内容となっておりますので、私達も今からワクワク、ドキドキしています。楽しみに待って頂けると嬉しいです♪どうぞよろしくお願いいたします(*^^*)

2018年1月30日火曜日

【開催レポート】第14回発達凸凹の?について語るcafe

  ご覧頂き、ありがとうございます。

第14回目を迎えたOne day cafe.kyoto。

2018年第1回目の開催となった今回の対話の場の報告をしたいと思います。

ゲストトーク

  最初はゲストトークです。今回のゲストは、はるばる東京からお越しのハヤトさんです。ハヤトさんは、昨年の夏からOne day cafe.kyotoに参加して下さっています。そんなハヤトさんに、胸に秘めている熱い思いを語って頂きました。

  ハヤトさんはとても賢く、子どもの頃は天才と言われていました。その一方で友達作りに興味がなく自分の世界を持っておられました。でもそれでもいいと思っていたようです。

  暗記が得意で成績もいつも1番、高校以降は成績が下がったこともあったようですが、大学院まで修了されました。

  就職活動をしている時に「天才募集」をしている会社に応募、採用されました。

  しかし勉強が得意なことは、会社でも上手くいくこととは別だったようです。原因は、自分で仕事の道筋が立てられない、やり方が分からないというものでした。それにより上司に注意され、ハヤトさんの自己肯定感は下がりました。

  ハヤトさんは若い頃は「自分には弱いところはない」と思っていたようです。しかしある日先輩に「自分の弱さをさらけ出せ」と言われました。そこで気付きがあったようです。

  そして苦手なところは他の人にしてもらい、自分の得意なことを頑張ってした結果、「ハヤトさんがいると仕事がよくまわる」と言ってもらえ、仕事をもらえるようになりました。そして自己肯定感が上がり、自分の中で「やれることは何でもやろう」と変化が起きたようです。

  会社の中で自分をどう活かすか、また人との関係を考えるようになられ、1対1の関係を大事にされています。現在は全国に友達が50人おられるそうです。ハヤトさんのフットワークの軽さを見倣いたいです。

  とても心に響くお話で、皆さん真剣に耳を傾けておられました。また同じような思いを持つ学生の方にとっては共感したり今後の道標になったようで、もう学校を卒業した方も含めてたくさんの方に勇気や安心を与えて下さったと思います。

  ご本人の口から発せられる言葉ほど、心打たれるお話はないと思います。とても素敵なゲストトークでした。

発達障害者当事者会フォーラム報告会

  次は1月14日に大阪で開催された発達障害当事者会フォーラムについての報告会です。

  成人発達障害者サロンしぇあのトシヤさんがパネラーとして登壇され、当日の様子についてお話して下さいました。

  またOne day cafe.kyotoからは、グラフィッカーとしてでむさんとすず、そしてドラえもん大好きさんが参加しました。

  昨年東京でも開催された当事者会フォーラム、今回は関西地区ということで関西と名古屋の主な当事者会の代表や参加者、また全国の支援者の方が100名集まりました。

  参加されて印象的だったことは、関西での開催ということで人柄や地域性の出たとてもホットな場だということだそうです。

当事者会運営や発達障害者支援センターについて、また当事者が抱える困りごとなど、話題になったり盛り上がった部分を取り上げてお話して下さいました。

  当日お越しになっていない方にも、会場の空気感がよく伝わったのではないかと思います。今の当事者の「リアル」が分かる、とても素敵な報告でした。

テーマトーク

  後半はテーマトークです。
今回は参加者の方が多かったこともあり、いつもより多くのトークテーマの発表がありました。

①自己肯定感の上げ方

②アルコール依存症の家族を持つ発達障害のある方の困りごと、なやみ

③専門家って何なん?

④部屋の片付けについて

⑤(みんながほしいもの)愛情・友情

⑥思ったことを話す勇気が出ない

⑦特性もっている方の強いところ・弱いところの見える化

不安で寝起きが悪い、すべき事から逃避してしまうことはありませんか?

→そういう時の気持ちの切り替え法について

  皆さんそれぞれペンを持って熱心に話されている様子があちこちで見られました。

また時間が終わっても書く姿があったりと話し足りなさもあったようです。

  ペンを持って紙に書くことによる対話の活性化と、皆さんの「話したい、共有したい」という思いを強く感じることが出来ました。

  今回は久しぶりに40名を超える方にご参加して頂きました。しばらく来られていなかった方、全く初めての方、フォーラムでお会いして来て下さった方、いつも参加して下さる方、当日サポートして下さる方…。どの方が欠けても、この場は存在しませんでした。たくさんの感謝を伝えたいです。

  One day cafe.kyotoはこれからも月に1回、対話の場を開催します。皆さんにお会い出来るのを心よりお待ちしています。どうぞよろしくお願いいたします。

【凸凹フューチャーセンター(One day cafe. kyoto )】

自分自身にとっての凸 (強み) は、 おにぎりの中に入っている梅干しのように ぱっと見ただけでは外からは見えにくい。 中に大切にしまわれていて、 自分では見つけにくい。 そんな凸凹を大切にして コミュニティの中での対話やコミュニケーションを通じて自分の凸に気づいていく 学び・成長し続けるコミュニティを 私たちはめざします。

話の見える化(グラフィックファシリテーション)を活用したサポート

話した内容を、その場で文字とイラスト描いて 見える化していくグラフィックファシリテーションを活用した対話の場づくりを行っています。話した内容を忘れても確認できるので、話すことが苦手な方も、人見知りの方も、話しすぎる方も安心して対話に参加することができ、参加者ひとり一人が自分のペースで安心して過ごせる場づくりを心がけています。

気軽にご参加ください♪

   One day cafe. kyoto は発達障害について話してみたい方の対話の場、学びの場を開催しています。「生きづらさを感じているけれど、どうしたらいいかわからない」「身近に生きづらそうな人がいるけれどどう接すれば良いかわからない」「専門家から学ぶのは少し敷居が高い」等、まずは当事者も支援者も普段の肩書きの看板をおろして、対等に対話することでの気づきを大切にしています。発達凸凹の?について語るcafeに「行ってみようかな」と興味を持たれたら気軽にご参加ください♪皆様のお越しをお待ちしています。この他にも、定期的に「マインドマップ」「話の見える化を活用したサポート」「ABD読書会」などの勉強会やワークショップを開催していますので、関心をもたれた方はお気軽にお越し下さい。

Facebookページ
https://www.facebook.com/onedaycafe.kyoto/

こくちーず *イベント情報を発信しています。
http://www.kokuchpro.com/group/onedaycafe/

【開催レポート】第13回発達凸凹の?について語るcafe

 第13回One day cafe. kyoto 。今回もいつもと同じ構成で前半はゲストトーク、後半はテーマトークになります。

ゲストトーク

   ゲストトークの一人目は看護師のやましのさんです。やましのさんはOne day cafe で使っている、話の見える化(ファシリテーション・グラフィック)を学び活用されています。人前で話すのは緊張するということで、得意の手書きの表現を用いて、お話の内容を紙芝居風にしてトークして下さいました。

 やましのさんは精神科で長く働いておられ、現在は看護学生の実習指導員をされているそうです。学生の中には発達障害の特性を持った方もおられ、専門的な知識に加えきめ細かな配慮や物事を器用にこなす能力が必要とされる看護の現場において、特に苦労される傾向にあるようです。

 やましのさんはそのような方に、個別に相談する時間を取ったり、具体的にやることを提示したりするなどの支援をされているそうです。最近はパステルゾーン(一般的には「グレーゾーン」と表現しますが、やましのさん風の素敵な表現!)の方も含めると意外と多くいらっしゃいます。

 「発達障害の方を雇用しますか?」という質問にほとんどの看護部長が「雇わない」と回答されたという調査結果があります。そこには、「どう接したらいいか分からない」などの発達障害に対する理解不足があるのではないかと思います。

 持っている特性自体はあまり変わりませんが、それ以外のところで変えられる部分はたくさんあります。看護師に限らず発達障害の方を雇用することにためらいを持つ企業さんには、不安や偏見を持たず積極的に雇用して頂けると嬉しいです。


   2人目のゲストは、美容師のくるみさんです。くるみさんは、発達障害のお子さんをはじめとする、美容室でのヘアーカットに困難がある方向けに美容室を開かれています。

 くるみさんは人生の転機を迎える中で、福祉に関わることがしたいと思いたちました。そして、京都市伏見区で発達障害のお子さんに配慮した美容室に出会われたことがきっかけで、今年3月にユニバーサル美容室を開かれました。

 発達障害のお子さんの中には、じっと座っていられない・感覚が過敏・知らない場所や人に不安を感じる・ハサミなどが視界に入ると気になって仕方がない、等の傾向がある人が多いようです。それらの傾向により、座っている時間やケープを巻く・ハサミの音がするということが苦痛だったり、周囲が気になり落ち着かない気持ちになる等の理由からカットができないということも起こるそうです。

 ハサミを使うという危険を伴いながらも、カットに必要不可欠な作業が円滑にできないことに、美容師の方はもちろんですが、本人や親御さんが一番困っています。

     もっと心地良く、安心してもらってカットできるように、立ったままのカットや専用のTシャツ・時間の経過が見えるタイマーなどの使用、カットの流れを写真に取って見せる、使用しない物は隠すなどの方法をとっておられるようです。また、仕上がりにこだわりすぎないことも大切なようです。

 このように従来の方法にとらわれない新しいやり方で、ヘアーカットという定期的に必要なサービスを提供しておられます。今後、色々な理由で美容室に行けない人からのニーズがますます高まりそうです。


テーマトーク

    参加者の方に話し合いたいテーマを出して頂き、興味のあるテーブルに座って議論しました。

   
 ①アスペルガー氏の経歴

    ハンス・アスペルガーは、アスペルガー症候群について初めて定義した医師です。ここでは長くなるので省略しますが、他の発達障害の定義や自閉症スペクトラムについてもよく知っておられる方から説明を聞きました。参加者の方からは、具体的に旦那さんがアスペルガーで困っている話をお聞きしました。

   ②お母さんの存在は?

    お母さんというのは、疎ましく感じる時もあるけれど自分が帰っていける場所です。なくてはならないお母さんの存在が、いかに大切かということを再認識しました。

   ③差別と区別の違い

    多数派と少数派の中にしばしば存在する問題。それは障害者とそうでない方の間にも存在します。ちなみに定義としては、差別は除外や拒否を伴って特別に扱うことで、区別は違うものとして扱うことだそうです。

    ここで出た意見は、差別は感情的で区別は合理的というものでした。世の中は正論が通らないこともありますが、何か問題が起きた時に感情ではなく理性で対応するべきと考えることができたテーマでした。

  ④当事者が当事者を支援出来るのか?

    とても興味深い内容でした。自分も困っているから力になりたいという情熱はあるのですが、人によって特性や困り具合・考え方が違うので意外と上手くいかなかったりもするようです。対策として個人でなく、複数人でチームを組んで対応するのなどが良いのではないかという意見もありました。


   第13回One day cafe. kyoto 、参加者の皆さんのお陰でとても温かい場となりました。そして月1回開催しているOne day cafe.kyotoも無事に2017年を終えることができました。参加・応援して下さった皆さんに感謝です。本当にありがとうございました。

    One day cafe.kyotoではたくさんの方との出会い・交流を大切にしています。まだ来られたことのない方のお越しもお待ちしています。興味を持たれた方は是非ご参加頂けると嬉しいです。

今回印象的だったのは、ゲストの方のお話を聞いて発達障害のお子さんをお持ちの方が涙を流されていたことです。One day cafe.kyotoがこのように深い思いを伝えあうことができる場であることを嬉しく思います。

次回はどんな出会いや気付き、分かち合いができるのか、とても楽しみです。

2018年もOne day cafe. kyoto をどうぞよろしくお願い致します。


【凸凹フューチャーセンター(One day cafe. kyoto )】

自分自身にとっての凸 (強み) は、 おにぎりの中に入っている梅干しのように ぱっと見ただけでは外からは見えにくい。 中に大切にしまわれていて、 自分では見つけにくい。 そんな凸凹を大切にして コミュニティの中での対話やコミュニケーションを通じて自分の凸に気づいていく 学び・成長し続けるコミュニティを 私たちはめざします。

話の見える化(グラフィックファシリテーション)を活用したサポート

話した内容を、その場で文字とイラスト描いて 見える化していくグラフィックファシリテーションを活用した対話の場づくりを行っています。話した内容を忘れても確認できるので、話すことが苦手な方も、人見知りの方も、話しすぎる方も安心して対話に参加することができ、参加者ひとり一人が自分のペースで安心して過ごせる場づくりを心がけています。

気軽にご参加ください♪

   One day cafe. kyoto は発達障害について話してみたい方の対話の場、学びの場を開催しています。「生きづらさを感じているけれど、どうしたらいいかわからない」「身近に生きづらそうな人がいるけれどどう接すれば良いかわからない」「専門家から学ぶのは少し敷居が高い」等、まずは当事者も支援者も普段の肩書きの看板をおろして、対等に対話することでの気づきを大切にしています。発達凸凹の?について語るcafeに「行ってみようかな」と興味を持たれたら気軽にご参加ください♪皆様のお越しをお待ちしています。この他にも、定期的に「マインドマップ」「話の見える化を活用したサポート」「ABD読書会」などの勉強会やワークショップを開催していますので、関心をもたれた方はお気軽にお越し下さい。

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【開催レポート】第11回発達凸凹の?について語るcafe

    第11回発達凸凹の?について語るcafeの 報レポートです。

   第11回One day cafe. kyoto 、今回は中京いきいき市民活動センターで開催しました。
   京都市内に数ある市民活動センターの1つで、住宅街の中にある落ち着いた場所です。

   いつもは「対話の場」ということでゲストトークとテーマトークの2本立てなのですが、今回は少し内容を変えて、「全員が主役」という趣旨でヒーローインタビューを行いました。

 参加者として行った集まりで「自分が主役になる」、そのような経験はあまりないのではないでしょうか。いつもとは違ったOne day cafe. kyoto の様子をお伝えします。


ストーリーテリング
(ヒーローインタビュー)

   前半は3人でグループを作り、円になってインタビューをしました。役割は、①話す人・②聞く人・③書く人の3つです。最初にそれぞれの役割を決め、「自分の長所」を3つ挙げてもらいました。

 聞く人は話す人がもっと話したくなるように質問をしたり相槌を打ちます。書く人は話す人の言葉を付箋紙にメモしていきます。時間は2分間です。話が終わると1回ごとにグループでそれぞれお互いの良かったところや感想を共有しました。

 自分が話した言葉を他の人から言ってもらうことによって、新たな視点で自分を見るなどの気付きがあったようです。

 最後に付箋紙を「プレゼント」という形で話した人に渡しました。自分の発したものがそのまま返ってくるという経験はあまりないのではないでしょうか。このインタビューでは自己肯定や自分を認めてもらうことの大切さを感じました。

 後半は3つの役割はそのままで、メモを取るものを付箋紙からA4の紙に変更し、自分のことを自由に話して頂きました。時間は7分間です。

 「自由に話す」というのは意外と難しいものです。またテーマが与えられても、それに対する自分の考えがなくては話をすることはできません。

 最初は悩みながらもすぐに饒舌に話す方、考えをまとめたり言葉を選びながら話す方、聞き手によって話が引き出される方など様々でした。

 インタビューを通して感じたことは、皆さん自分のことをよく理解し、それを言葉にして発信する力がとても高いということです。今後は自己理解から一歩進み、自分の性格や特性をどう工夫すれば苦手なことをカバーできるのか、社会に上手く適応できるのかを考えていければ素敵だなと感じました。

 また少人数制にすることにより、相手の話をじっくり聞けることや皆が均等に会話できるという点が良かったと思います。

 最後に全員の中から1人立候補してもらい、先程した話を全員の前でしてもらいました。今まではゲストに話をしてもらっていたので、話す人を直前に決めてそのまま話をして頂くというスタイルが新鮮でした。参加者の方もいつもとは違う雰囲気でお話を聞いておられました。

 今回は全員が話すという機会を設けましたが、いつもは緊張したり他の方に遠慮してしまってなかなか自分の思いが話せないという方もいらっしゃいます。しかしそういった方も5~7分という長い時間を上手にお話されているのが印象的でした。

 1人1人それぞれの思いがあって、聞き手の反応や尋ね方により応えも変化することも感じられました。話す・聞くというのは、相手との言葉だけでなく、「心のキャッチボール」だと思います。

 また書く(可視化する)ことにより、理解が深まり且つ後で振り返ることができます。可視化は障害の特性を補う有効な方法だと考えているので、普段から活用していければ、と思います。

 
   One day cafe. kyoto は、これからも参加者の方が安心して過ごしたり本音を話すことができる場所、共に学び成長する場所でありたいと思います。これからも「対話の場」として皆さんの様々なお話が聞けるのを楽しみにしています。

 また「こういったことをしてほしい」という意見もお待ちしています。皆さん、是非気軽にお越し下さい。スタッフ一同、お会いできるのを楽しみにしています。


【凸凹フューチャーセンター(One day cafe. kyoto )】

自分自身にとっての凸 (強み) は、 おにぎりの中に入っている梅干しのように ぱっと見ただけでは外からは見えにくい。 中に大切にしまわれていて、 自分では見つけにくい。 そんな凸凹を大切にして コミュニティの中での対話やコミュニケーションを通じて自分の凸に気づいていく 学び・成長し続けるコミュニティを 私たちはめざします。

話の見える化(グラフィックファシリテーション)を活用したサポート

話した内容を、その場で文字とイラスト描いて 見える化していくグラフィックファシリテーションを活用した対話の場づくりを行っています。話した内容を忘れても確認できるので、話すことが苦手な方も、人見知りの方も、話しすぎる方も安心して対話に参加することができ、参加者ひとり一人が自分のペースで安心して過ごせる場づくりを心がけています。

気軽にご参加ください♪

   One day cafe. kyoto は発達障害について話してみたい方の対話の場、学びの場を開催しています。「生きづらさを感じているけれど、どうしたらいいかわからない」「身近に生きづらそうな人がいるけれどどう接すれば良いかわからない」「専門家から学ぶのは少し敷居が高い」等、まずは当事者も支援者も普段の肩書きの看板をおろして、対等に対話することでの気づきを大切にしています。発達凸凹の?について語るcafeに「行ってみようかな」と興味を持たれたら気軽にご参加ください♪皆様のお越しをお待ちしています。この他にも、定期的に「マインドマップ」「話の見える化を活用したサポート」「ABD読書会」などの勉強会やワークショップを開催していますので、関心をもたれた方はお気軽にお越し下さい。

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【開催レポート】第10回発達凸凹の?について語るcafe



とうとう迎えたOne day cafe. kyoto の記念すべき10回目。今回は会場を変更して、伏見いきいき市民活動センターで開催しました。いつもに増して盛り上がったカフェの内容を報告したいと思います。


 ゲストトーク

     前半はゲストの方お二人による、ゲストトークです。
    一人目のゲストはなんと東京から来て下さったワークショップデザイナーの元木一喜さんです。ワークショップデザイナーとはコミュニケーションの力を育成する仕事です。元木さんは普段ITものづくり教室で、パソコンを使って子ども達と共に学ぶ場を共に作り教えられています。

  きっかけは小学生の時にパソコンに興味を持ち取り組んでいる内に詳しくなり、人に教える機会が増えていったことからだそうです。それが今につながり、仕事を通してたくさんの人との出会いや子ども達の笑顔に触れ、いきいきと働かれている様子でした。

   自分の好きなことを仕事にするのは難しいかもしれませんが、その中でやりがいを見つけたり得意なことが生かせるのは幸せではないでしょうか。

   また人と関わることの大切さについても述べておられそれによって自分を知ることや、話しやすい場づくりが必要だと仰っていました。コミュニケーションを大切にしとてもフランクな元木さんらしいお話でした。


   二人目のゲストはサポートスタッフとしても参加して下さっている谷さんです。谷さんはご自身で会社を設立し経営されています。

   きっかけは子どもさんが発達障害だったことによるそうです。子どもの頃からパソコンに触れプログラミングの技術が非常に優れる一方、不得意科目はとても苦手という極端さがありました。谷さんは技術や才能が十分にあり本来ならば社会で活躍出来るのに、コミュニケーションに難があり得意と不得意の差が激しい為に苦労している方たちが働きやすい職場を作ろうとなさっています。

  お話を伺っていると自分の能力が最大限に生かせる場かどうか、それが社会に上手くはまるかどうかが大事なのではないかと思います。今後谷さんの会社のように、従業員を大切にし皆が輝ける会社が増えていけば良いなと期待しています。


テーマトーク

  後半は参加者の方に話し合いたいテーマを提案してもらい、興味のあるテーブルに分かれてのテーマトークです。 

今回のテーマは以下の6つです。

 ①障害を認めない親とどうつき合うべきか?

   近年発達障害の認知が広まり早期発見のケースも増えてきています。幼少期に診断が下りなかなか受け入れられない親御さんもいる中で大人になって分かった場合、どう伝えるかというカミングアウトの問題があり伝えるに当たっては診断されたタイミングの影響もあるようです。また適度な距離が必要であり、上手くいかない場合は縁を切るべきかどうかという意見も出ました。

 ②同じ職場の凸凹さんのフォローの仕方

   凸凹のある方は仕事をする上でどうしても困難を抱えがちですが、本人はどうして欲しいか言えず周りもどうサポートしたら良いか分からないということが少なくないようです。そういったことが伝えられるように職員同士が話しやすい安心・安全な場づくりが大切だと発表されていました。

 ③仕事の安定性と成果主義

   発達障害の方は精神的な安定さに欠け仕事を休みやすい傾向にあります。また自分がどこまで出来るか分からない人も多いようです。それぞれが得意な分野で働き且つ就労支援を受けられるような状態であることが望ましいとお話されていました。

 ④人はいつ発達障害に出会うべきか?

   発達障害と診断されるタイミングは人それぞれです。子供の時に分かると療育が受けられ社会に適応出来る技術や行動パターンが早くに習得出来ますが、出会うべき時に出会うのではないかとも仰っていました。ですが出来れば働き始めるまでに分かるのが望ましいようです。

 ⑤発達凸凹と犯罪は関係あるのか?

   事件が起きた時に犯人の情報として「障害を持っている」という報道をされる時があります。しかし同じ障害を持っているとそのイメージから一括りにされてしまうところがあり、そうなると本当に困っている当事者の肩身が狭くなってしまいます。犯罪=障害の原因ではありません。背景を考えることが重要です。そしてもし起きてしまった場合は加害者本人の為になることをするのが必要と述べられていました。

 ⑥こんな「おかん」にいてほしい!

   社会に余裕がなく求められる水準が高い現代において、職場や身近に理解者がいると助かりますが「おかん」的な存在がいると更に心強いです。求める像としては障害への理解は前提⅓として、柔軟な対応が出来たり精神的な安定性のある人。全体を見たり素直な人、想像力のある人などが挙げられていました。

   One day cafe. kyoto で行っているテーマトークは各テーブルに模造紙とペンを配置し、話す・聞く・書くといった様々な形での参加が可能となっています。少人数の議論でどのテーブルも深く濃い内容となりました。


   One day cafe. kyoto の一番の魅力は、生の声が聞けたり色々な人に出会えることです。今までたくさんの人に支えられてここまで来れました。いつも参加、応援して下さる皆さんのお陰です。本当にありがとうございます。
   自助会を立ち上げるという初めての試みの中、まずは10回を目標として頑張ってきました。今後も参加者の皆さんに「来て良かった」と思って頂けるようにますますパワーアップしていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。


【凸凹フューチャーセンター(One day cafe. kyoto )】

自分自身にとっての凸 (強み) は、 おにぎりの中に入っている梅干しのように ぱっと見ただけでは外からは見えにくい。 中に大切にしまわれていて、 自分では見つけにくい。 そんな凸凹を大切にして コミュニティの中での対話やコミュニケーションを通じて自分の凸に気づいていく 学び・成長し続けるコミュニティを 私たちはめざします。


話の見える化(グラフィックファシリテーション)を活用したサポート

話した内容を、その場で文字とイラスト描いて 見える化していくグラフィックファシリテーションを活用した対話の場づくりを行っています。話した内容を忘れても確認できるので、話すことが苦手な方も、人見知りの方も、話しすぎる方も安心して対話に参加することができ、参加者ひとり一人が自分のペースで安心して過ごせる場づくりを心がけています。

気軽にご参加ください♪

   One day cafe. kyoto は発達障害について話してみたい方の対話の場、学びの場を開催しています。「生きづらさを感じているけれど、どうしたらいいかわからない」「身近に生きづらそうな人がいるけれどどう接すれば良いかわからない」「専門家から学ぶのは少し敷居が高い」等、まずは当事者も支援者も普段の肩書きの看板をおろして、対等に対話することでの気づきを大切にしています。発達凸凹の?について語るcafeに「行ってみようかな」と興味を持たれたら気軽にご参加ください♪皆様のお越しをお待ちしています。この他にも、定期的に「マインドマップ」「話の見える化を活用したサポート」「ABD読書会」などの勉強会やワークショップを開催していますので、関心をもたれた方はお気軽にお越し下さい。

Facebookページ
https://www.facebook.com/onedaycafe.kyoto/

こくちーず *イベント情報を発信しています。
http://www.kokuchpro.com/group/onedaycafe/

【開催レポート】第9回発達凸凹の?について語るcafe

   京都に、当事者も発達障害について語り合える場があれば・・・思いで発足し9回目を迎えた「発達凸凹の?について語るcafe」。One day cafe. kyotoは、誰もが凸凹のある中で「ひとり一人が輝ける社会とは?」という問い を胸に、支援者も当事者も関係なく、年齢もバックグラウンドも異なる人が、 同じ空間で共に対 話し、学び、成長する空間です。それぞれが主体的に行動しながら、未来を考えていきます




なんと今月は初めて来られた方が半数。合計約30名の方が足を運んで下さいました。


日本発達障害学会の報告会

前半は、8月11、12日に群馬県社会福祉総合センターで開催された日本発達障害学会の報告会でした。出展ブース数は大学を主とした98ブース。発表して下さったのはLASS  to  dream の代表yu-kaさん、同志社大学大学院生のみーにゃんさん、One day cafe.kyoto のスタッフ山衛門さんです。


   yu-ka さんは発達障害者が非言語をどう捉えているかと職務創出について話して下さりました。一般的に当事者は音声・表情からの読み取りが苦手と言われていますが、検査の結果必ずしもそうではないことが分かりました。しかし曖昧な表情を悪い方へ解釈しストレスを感じてしまうようです。職務創出については仕事の任せ方についてはいくつかの方法があり、また発達障害と一括りにするのではなく個々の特性に応じた職務につくことが重要だそうです。意外と自分のことが分かっていないという人も少なくない当事者が仕事とのミスマッチを防ぐ為に自己理解の大切さと会社や社会の援助・理解の必要性を強く感じました。



   みーにゃんさんは大学院で大人の発達障害に必要な支援の研究を行っておられます。近年大学でも発達障害の傾向を持つ生徒が増加し、学校生活だけでなく就職においても苦労されているようです。大学にアンケートを実施したところ、支援が必要と回答した大学が多いにも関わらず実際に取り組めているところはとても少ないようで、まだまだこれからという印象を受けました。インターンシップ等の支援プログラムにより、就労での躓きを防ぐ効果を感じられた例も紹介して下さりました。



   山衛門さんは今回の学会発表の内容がどちらかというと重度の方向けだという印象を持たれたようですが、発達障害者支援センターがあまり利用されていない現状や高機能発達障害の方が就労を続けられている理由、専門家から見た発達障害の子どもについての発表などをお話して下さいました。





特別企画!グラフィッカーの松井 大さんがミニレクチャを実施!


岐阜にお住まいのグラフィッカー、松井大さんがOne day cafe.kyotoにお越しくださりました!前半の学会報告会をグラフィックレコーディングに描いてくださり、さらに、「話を書くためのミニレクチャー」をしてくださりました。大さんは、グループのマネジメント業務をきっかけにファシリテーションを学び始め、ファシリテーション・グラフィックやグラフィック・レコーディングに興味を持たれたそうです。今回、ご自身の経験をもとに、対話の場で活用できるグラフィックスキルをご紹介いただきました。

参加されたみなさん、いきいきとペンを持って楽しく描く練習をされていました。




テーマトーク

   後半、は参加者から話したいテーマを募ります。話したい内容を元にそれぞれ分かれてテーマトークをしました。毎回様々なテーマが出され、熱い議論が展開されています。今回のテーマは以下の4つです。

   ①発達凸凹当事者が周りに伝えていきたい「凸」の話
の方は長所を生かして独立して働いている人も多いようです。確かに実際にお会いすると独自性がありキラッと輝く魅力があります。しかし上手く社会とマッチすれば良いのですが、ミスが多く偏りがある為一般的には生産性が高くないと思われている部分があるという話でした。

   ②「好きなこと」「得意なこと」を生かす就労支援
「好き」「得意」は人によって捉え方が違うという意見が出ました。個人と会社の認識の違いによるものだと思います。
生かせなくても満足な方もおられますし、逆に仕事場でそれらを見つけられる支援も必要なのかもしれません。自分の得意を語り合える場が必要との意見も出ました。



   ③遺伝子検査でもし発達凸凹と診断されたら?&家族間における当事者へのフォロー
遺伝子検査において生まれる前に分かり且つ障害があった場合生きにくさが予想される現代において、「悩む」「受け入れる」の2つに分かれました。
やはり発達障害の方が家族にいらっしゃるとコミュニケーションの問題が存在するようです。相手に上手く伝える工夫をしたり魅力として見るという方法があるとお話されていました。

   ④専門家と当事者がパートナーになるには?
当事者から専門家、専門家から社会に向けて発達障害の研究内容を上手く伝えられているかの問題があるようです。実際どちらの声も偏ってはいけません。専門家は当事者をサンプルとして見ているところがあるがそれでも良いという声や、逆に当事者がピアサポートとして参加し仕事に出来ないかという声がありました。




   最後はそれぞれのグループが発表して、こんな意見が出たよこんな話をしたよと皆で共有しました。



【凸凹フューチャーセンター(One day cafe. kyoto )】

自分自身にとっての凸 (強み) は、 おにぎりの中に入っている梅干しのように ぱっと見ただけでは外からは見えにくい。 中に大切にしまわれていて、 自分では見つけにくい。 そんな凸凹を大切にして コミュニティの中での対話やコミュニケーションを通じて自分の凸に気づいていく 学び・成長し続けるコミュニティを 私たちはめざします。


話の見える化(グラフィックファシリテーション)を活用したサポート

話した内容を、その場で文字とイラスト描いて 見える化していくグラフィックファシリテーションを活用した対話の場づくりを行っています。話した内容を忘れても確認できるので、話すことが苦手な方も、人見知りの方も、話しすぎる方も安心して対話に参加することができ、参加者ひとり一人が自分のペースで安心して過ごせる場づくりを心がけています。

気軽にご参加ください♪

   One day cafe. kyoto は発達障害について話してみたい方の対話の場、学びの場を開催しています。「生きづらさを感じているけれど、どうしたらいいかわからない」「身近に生きづらそうな人がいるけれどどう接すれば良いかわからない」「専門家から学ぶのは少し敷居が高い」等、まずは当事者も支援者も普段の肩書きの看板をおろして、対等に対話することでの気づきを大切にしています。発達凸凹の?について語るcafeに「行ってみようかな」と興味を持たれたら気軽にご参加ください♪皆様のお越しをお待ちしています。この他にも、定期的に「マインドマップ」「話の見える化を活用したサポート」「ABD読書会」などの勉強会やワークショップを開催していますので、関心をもたれた方はお気軽にお越し下さい。

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こくちーず *イベント情報を発信しています。
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