皆さん、こんにちは。今回は参加者の方からご好評を頂いている、3月4日に開催された「話の見える化を活用したサポート講座」の報告レポートをいたします。今回も20名の参加者がご参加くださり、楽しく、そして参加者同士が学び合う場となりました。
「話の見える化」を用いると、対話をリアルタイムで描き出すことができ、場の活性化や対話を促し心の深いレベルで話せます。
最近話題になっている、発達障害。家庭で学校で会社で…。現代社会のなかで生きづらいと感じておられる方が多く、それを「話の見える化」によってサポートできないか、と思ったのが開講のきっかけです。
講師は各地でグラフィッカーとして活躍しておられ、One day cafe.kyotoの共同代表でもあるでむさんです。
今回の講座では自己紹介や説明などの後、紙に書いて話す練習としてA4サイズの紙に最近あった嬉しいことを描いてもらいました。皆さん好きな色のペンやイラストを用いて、何があったか聞きたくなるような魅力的な書き方をされていました。その後のグループ内発表もとても盛り上がり、のびのび描くとのびのび話せることが実感できました。
そして壁に模造紙を貼って「話す・聞く・書く」の3役に分かれて実践をしました。テーマは自由です。聞きながら大きな紙に垂直に同時進行で描くという、一見難しそうなワークです。しかし、書く人の様子を見ながら話したりお互いにアドバイスしたりと、グループで協力して取り組まれていました。また他の方が描かれたのを見ることによって、色々な表現方法があることも分かりました。
時間が経つにつれ、参加者の皆さんが「話の見える化」に対する関心が高まり、また場の空気も高まっていくのを心より感じました。今回は大人の方に交じって、小学5年生の女の子にも親子で参加して頂きました。描くこと・話すことを楽しんでもらえたようで、会場には和やかな時間が流れていました。ファシリテーショングラフィックに特別な技術は必要なく、「やってみよう」という気持ちが大切だと思います。
また参加者の方からは、「想いを伝える方法はたくさんあることが分かった」「描いてもらうことにより受け止めてもらえたと感じることができた」「自分のことを振り返る貴重な時間になった」というお声を頂きました。他にも「講座を通して他の参加者の方と仲良くなれて嬉しい」「絵や文字で表現することによって、新しい発見があった」「早速サポートに活用しようと思う」といったご感想を頂きました。
「話の見える化」としてご紹介した グラフィックファシリテーションは、発達障害に万能薬という訳ではありません。しかし発達の方だけでなく今の時代に必要とされる、物事を整理してポジティブに捉える・相手の感情を大切にするといったことができるようになる、1つの有効な手段です。みなさんそれぞれの目的に合わせてご活用頂ければと思います。ご参加頂き、誠にありがとうございました。
今悩みを抱えている、聞いたことがあり興味がある、新しいことにチャレンジしたい…。少しでも心惹かれた方は是非ご参加下さい。皆さんのお越しをお待ちしています。
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